早い!ごみが出ない!カバー工法

カバー工法はこんな工事

屋根のカバー工法は被せ葺き・重ね葺きとも呼ばれ、既存の屋根材(主にコロニアル、金属、アスファルトシングル)を撤去せずに新しい屋根材(金属瓦)を被せて葺く工法です。
既存の屋根材を撤去しないため、廃材が少なく解体・処分費用などのコストを抑えられ、工期も早く済みます。
廃材が少ないことは環境面でも好ましい事だと言えます。
カバー工法に使用する金属瓦は非常に軽量なので、既存の屋根材の重量とあわせても躯体(建物)に負担をかけません。また新屋根材(金属瓦)の性能に、既存の屋根材と下葺材の断熱・防水能力がプラスされることを期待できます。

染谷瓦店では古いコロニアル屋根、アスファルトシングル屋根、瓦棒葺きなどの鉄板屋根のリフォームにカバー工法をお勧めしています。

■ 詳しくはメーカーサイトへ

カバー工法できる屋根、カバー工法できない屋根

カバー工法(被せ葺き)できる屋根

■既存屋根面が平坦でそのまま釘打ち可能な屋根

コロニアル
(化粧スレート)屋根
アスファルトシングル屋根
瓦棒葺き屋根
属平葺き屋根(一文字葺き)
金属平葺き屋根(一文字葺き)
金属平葺き屋根(菱葺き)

カバー工法(被せ葺き)できない屋根

■既存屋根面の凹凸が大きい屋根、または屋根面への釘打ちができない屋根

瓦屋根(平板)
波板屋根
折板屋根(大波板)
瓦屋根(和型)
瓦屋根(洋型)

ご不明な点や詳細はこちらまでお問い合わせ下さい。
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カバー工法に使用する屋根材・下葺材

金属瓦「カレッセ」

錆びにくいガルバリウム鋼板材の金属瓦でカバー工法以外に葺き替えも可能です。大変軽量で建物に重量負荷をほとんどかけず、グレードにより15~20年塗膜保証(メーカー保証)されますので、美しさが長持ちします。また一般鋼板に比べて太陽光線の熱線である赤外線を反射して室内の温度上昇を抑制します。

⇒詳細情報はコチラ 太平産業株式会社

ゴムアスルーフィング

釘穴シール性の高いゴム改質アスファルトを使用した下葺材(ルーフィング)です。

⇒詳細情報はコチラ 日新工業株式会社
当店では主に金属瓦「カレッセ」を取り扱っておりますが、「カレッセ」以外の金属瓦にもご対応できます。

カバー工法の流れ

カバーリング工法の流れ
施工前のコロニアル屋根の状態です。
以前に塗装リフォームをされたと見られますが、経年変化により塗膜が剥がれてしまっていたり、剥がれていない部分でも色があせてしまっています。
カバーリング工法の流れ
カバーする金属瓦「カレッセ」を被せ葺きするために、棟部だけ解体・撤去して屋根面を平坦にします。
※金属板の瓦棒葺きでは棟部に加えて瓦棒部分も解体する必要があります。
カバーリング工法の流れ
既存屋根材(ここではコロニアル)の上から下葺材としてゴム改質アスファルトルーフィングを張ります。
この時点で防水は万全で雨漏りの心配はなくなります。
カバーリング工法の流れ
金属瓦「カレッセ」を葺きます。
「カレッセ」は垂木(たるき)という屋根面下の角材にしっかりと釘止め・固定する上に、瓦同士がしっかりとかみ合わさりますので、台風など風の被害も受けにくい設計です。
カバーリング工法の流れ
棟部材の下地には角材を使用し、屋根にビスや釘でしっかりと固定します。この角材に棟部材を取り付けます。
カバーリング工法の流れ
写真の後、片付け・掃除をして工事完了です。
※降雨後は細かな埃などが落ち、一段と屋根がきれいになります。

カバー工法の事例

コロニアル屋根をカバー工法でリフォームした事例です。表面が劣化・流出してコケが生えたコロニアル屋根をカバーしました。既存のコロニアルを解体・撤去しないため、工期は2日で済みました。また美しさが長持ちしますので、今後長期間塗装の必要がありません。
※降雨後は細かな埃などが流れ落ち、一段と屋根がきれいになります。

染谷瓦店のその他の事例はこちら→事例集

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